【テヌート(tenuto)】
記号 | 読み方 | 意味 |
テヌート(tenuto) | その音符の長さを十分に保つ |
音符のに対して、ハイフン「-」のような記号がつくことがあります。
こんな記号をテヌートといいます。
テヌートはアーティキュレーション(音楽に表現をつけるために音符につけられる記号)のひとつで、「その音符の長さを十分に保つ」という意味があります。
実際の演奏では指示の通り、その音を短く切らないように注意して演奏する必要があります。
例えば4分の4拍子の音楽で、4分音符にテヌートが付けられていた場合、0.7拍や0.8拍分とならず、しっかりと1拍分鳴らすといったイメージです。
またもしかすると表現としても少し重たい感じ、強調するイメージを持つ時もあるかもせれません。
演奏者は「どうしてここにテヌートが付いているんだろう」と考えることが重要です。
ALPOSAでは、理論として「その音符の長さを十分に保つ」ということを理解し、同時に「ここにテヌートが付いている意味はなんだろう」を一緒に考えてみましょう。
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